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さて、以前から、ICT補助金を利用してのソフト導入のご相談をいただくことはありましたが、最近では介護事業所のお客様との会話でコロナ補助金についても話題にのぼることがでてきています。

コロナ補助金と活用例

コロナ補助金とは、厚生労働省の「介護サービス事業所・施設等における感染症対策支援事業等及び職員に対する慰労金の支給事業」のことを指していて、次の３つを対象として各都道府県ごとに申請の受付、補助金・慰労金の交付が行われます。「新型コロナ緊急包括支援交付金（介護分）」などの名称で案内されることもあります。

  1. 感染症対策の支援
  2. 介護サービス再開に向けた支援
  3. 職員の皆様への慰労金の支給

このうち、感染症対策の支援対象例として、ICT機器の購入費用も含まれています。

仮に今まで事務所内でホワイトボードでヘルパースケジュールを書いていた場合、感染症対策として、タブレットに変更し、ヘルパーさんが事務所に集まらずに、それぞれがスケジュールを見られるようにするということも対象になるケースがあります。

日常的な感染症対策に必要なマスクや消毒液の購入だけで補助金を使い切ってしまうという事業所も多いかと思いますが、中・長期的な「新しい生活様式」の実践に向けてICT機器の環境整備も検討してみてはいかがでしょうか？

参考リンク

補助金に関する詳細はご自身の介護事業所が所在する各都道府県のホームページを確認してください。厚生労働省のホームページに、事業概要と各都道府県のホームページへのリンクが掲載されています。

■「新型コロナ緊急包括支援交付金（介護分） 」について

「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」に係る各都道府県ホームページへのリンク
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13342.html

「介護サービス事業所・施設等における感染症対策支援事業等及び職員に対する慰労金の支給事業」について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00144.html

■ ICT補助金について
記録業務、情報共有業務、請求業務を一気通貫で行う事が出来るよう、介護ソフトやタブレット端末の導入を支援する、厚生労働省の事業です。詳細は各都道府県にお問い合わせください。

介護現場におけるICTの利用促進（厚生労働省ホームページ）
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html

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