
そろそろうちの事業所もペーパーレス化をしないと。でも何から始めたらいいかわからない。

便利なソフトウェアやタブレットを導入してみたいけれどお金がかかるかも。

そんなお悩みはありませんか?便利なソフトウェアやタブレット・Wi-Fi機器等をお得に導入できる、ICT導入支援事業を活用してみてはいかがでしょうか。
ICT導入支援事業とは?
・ICT機器の導入費の一部を補助する事業
・各都道府県が実施
ICTは、情報通信技術を用いたコミュニケーションのこと。
介護現場の「記録」や「情報伝達」を、タブレット端末や、便利なアプリケーションを使用することで効率化しようという取り組みです。
国が定めた要項をもとに、都道府県が細かな条件を定めて実施します。
令和元年度から毎年行われているこの事業は、令和3年度には全ての都道府県で募集が行われました。
令和4年度も厚生労働省の予算案に含まれており、実施が予定されています。
2022年5月10日現在、茨城県や栃木県、鳥取県など、すでに募集を開始している自治体もあります。応募期間が短いところもあるので、事業所所在の都道府県のホームページなどをこまめに確認するのがおすすめです!
どんなICT機器が補助対象になるの?
令和4年度の厚生労働省予算案の資料から見てみましょう。

・介護ソフト
・タブレット端末
・スマートフォン
・インカム
・クラウドサービス
・Wi-Fi機器
・業務効率化に資するバックオフィスソフト
など業務で使用する多くのICT機器・ソフトウェアが対象になります。
介護ソフトやタブレット端末への補助実績が多い
令和2年度の補助実績では、介護ソフトが47.9%、タブレット端末が23.9%と多くを占めています。

補助対象となるICT機器にはどんな条件があるの?
・記録、情報共有、請求の各業務が転記不要(一気通貫)であること
・LIFEによる情報収集・フィードバックに協力していること
・居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様に対応していること など
※ 実際の補助要件は都道府県のICT導入支援事業の要項をよくご確認ください。
どのくらい補助してもらえるの?
補助率は1/2~3/4程度で、都道府県の裁量で決定します。都道府県によっては他に上限値が設けられる場合もあります。詳しくは各都道府県のICT導入支援事業の要項をご確認ください。
申し込み方法は都道府県のホームページを要チェック!
ICT導入支援事業は都道府県が実施します。
申請方法は都道府県ごと異なりますが、都道府県のホームページ等にICT導入支援事業の要項や交付申請書を掲載し、募集することが多いようです。
また、ICT機器の導入後には、実際にICT機器を活用しているか、どの程度効果があったかなど、実績報告を行う必要があります。
令和3年度は、6~7月頃から募集を始めた都道府県が多く、8月頃までに半数以上の都道府県が募集を締め切りました。令和4年度も上半期にICT導入支援事業の情報が出てくることが多いと予想されます。ぜひ早い段階から都道府県のホームページをチェックしてみてください。
「○○県 ICT導入支援事業」などと検索してみるとヒットしやすいのでおすすめです。
楽すけのICT導入支援事業補助金の導入実績は?
楽すけでは令和3年度ICT導入支援事業補助金で、以下のような導入実績がありました。
(例1) 『介護報酬請求ソフト楽すけ』と 訪問介護・訪問看護の記録システム 『Care-wing』を組み合わせて導入

『Care-wing』は株式会社ロジックが販売する訪問介護・訪問看護の記録システムです。
弊社(ニップクケアサービス)の販売する『楽すけ』と、『Care-wing』を組み合わせることで、記録から請求まで一気通貫となり、ICT導入支援事業補助金の要件を満たします。
『介護報酬請求ソフト楽すけ』と『Care-wing』の両方が補助の対象となりました。
(例2) 『楽すけ デイ&施設記録帳』を使用するためのiPadをICT導入支援事業補助金で導入

『楽すけ デイ&施設記録帳』 は、通所介護や施設で使える介護記録アプリです。iPadでバイタルや食事、経過記録などを入力でき、ペーパーレス可を促進します。令和3年度からサービスを開始した楽すけの新しい商品です。『デイ&施設記録帳』を使用するためのiPadが補助の対象となりました。
ご興味のあるお客様はぜひお問合せください。
参考資料
厚生労働省HP 令和4年度厚生労働省所管予算案関係
新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえた柔軟で強靱な保健・医療・介護の構築(全体版) 65ページhttps://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/dl/02-01.pdf
厚生労働省HP 介護現場におけるICTの利用促進
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html