
介護事業所が行う電子帳簿保存法(電帳法)への対応【後編】
前編では、電子帳簿保存法の概要を紹介してきましたが、【後編】では電子的記録の保存を行う場合の3つのパターンの内容についてみていきましょう。

こちらでは、介護業界出身の税理士・介護福祉経営士、藤尾智之先生のコラムを掲載しております。
藤尾智之(ふじお ともゆき)氏 プロフィール
税理士・介護福祉経営士
1996年、法政大学経済学部卒業
2000年、社会福祉法人に入職後、特別養護老人ホームの事務長として従事する。
2011年に税理士試験に合格し、大手税理士法人を経て藤尾真理子税理士事務所に入所。介護、障害を中心とした社会福祉事業に特化した経営サポートを展開する一方、社会福祉法人の理事や監事、相談役を務める。
著書に「税理士のための介護事業所の会計・税務・経営サポート」(第一法規)がある。
さすがや税理士法人URL: https://fujio-atf.jp/
前編では、電子帳簿保存法の概要を紹介してきましたが、【後編】では電子的記録の保存を行う場合の3つのパターンの内容についてみていきましょう。
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